『マインドセット「やればできる! 」の研究』を読んで-1
日々過ごして、いつしか「結局自分って変化・成長できないのでは?」という想いに囚われ、心の根っこが硬直していたと気づかせてくれた本です。
マインドセット「やればできる! 」の研究から思い出した。
「起業家になりたい」「経営者ってかっこいい」と憧れ、2名の会社に飛び込んでから2年が経っていますが、いつしか「経営者って大変」「こんな弱い自分には到底むりじゃないか?」と思うようになり、最初に抱いていた夢を手放していました。
「オレって、ここで何がしたかったんだっけ?」と迷い、モチベーションが低下することがあり、そんな時は「とにかく業務を終わらすしかない」と考えていました。それがだんだん、「早く終わらて自宅に帰る」事が会社にいく動機となっていました。
毎日、疑問に思っていました。「これでいいのかな?」と。「でも、僕には到底・・・厳しいよね」と思っていました。
この本の「第7章教育」に書いてある内容が印象に残っています。
到着基準を下げれば、生徒に成功体験をさせて、自尊心を高め、学力を伸ばすことができると考えている教育者が少なくない。…(中略)…。そんなことをしても効果はない。お座なりにやってもほめてもらえると高をくくっている学力の低い生徒を増やすだけだ。(P.282)
優れた教師は、できる生徒に対してだけではなく、全ての生徒に対して高い基準を設ける。(P.289)
僕は、自分自身の基準を下げてきた。何か壁が出てくるたびに、どんどん下げてきた。すると文句や、不満が溜まっていった。「なぜかわからないけど、モヤモヤする。あれ、オレ何がやりたいんだっけ・・・」と。
この本を読み、思い出したことがある。今一度自分に問いかけて、考えてみようと思う。
「2年前の想い、今どう思う?」