映画「セッション」を観て。しなやかに、返り咲きたい

映画「セッション」を自宅で観ました。日本以外では「WHIPLASH 」というタイトルで、アカデミー賞受賞作品です。

 

※映画について詳しくはこちら等から

 

久々に映画を観て感動しました。僕は同じ映画を何度も見る傾向があったんですが、その日はたまたま新しい映画、セッションに出会いました。


その日は病院の検査の日でした。(何の検査かは後日書きます)。金曜日でしたが、検査後会社には戻らず、家で業務をすることになりました。1時間ほど休んでから仕事にとりかかり、社長へ報告し、仕事を終えました。

同居している彼女は美容院に行っていて、やることがなく暇になりました。仕方なく洗濯物をたたみながら、フールーで動画を見ようと思い、たまたまセッションを選びました。

 

セッションを見ながら洗濯物をたたんだのですが、結局たたみ終わるのに90分かかりました。映画に集中してしまったからです。そこまで惹きつけたのは一体何だったのか・・・。

 

この映画は有名なのか、評価されているのか、良い作品なのかは置いておいて、とにかく今の僕に突き刺さるものがありました。今の僕と社長の状況と、映画の主人公ニーマンとフレッチャー先生との関係がタイムリーにリンクしたからです。

 

ぐっときたポイントは、沢山あったのですが、1番はラストの演奏会です。そのラストの中で、主人公ニーマンが一曲目終了後に退場することになり、父親と抱き合うシーンがあります。「ああ、やっぱり挫折してしまったんだな」「誰でもそうなるよ」と思いました。


でもニーマンはその後、「すーーっと、静かに」自分のドラム席へ戻ります。この「すーっと」戻っていくのが印象的でした。周りのプレーヤーが「なぜ戻ってきた?」という顔をしても関係ない、という感じで、さらに、フレッチャー先生の合図を待たずにドラマを叩き始めます。「俺が合図する」とプレーヤーに言います。その後ニーマンを中心に曲が始まり、フレッチャー先生もそれに合わせて指揮をしていくのです。

 

普通の人なら挫折する場面で、ニーマンはすーっと戻っていきました。それは、単純に復讐のためか、フレッチャー先生の意図を理解したからなのか分かりませんが、冷静であり熱い状態であると読み取りました。

 

一曲目の後、主人公は挫折をしたはずです。でもすぐに戻ってきた。

 

ポキっと折れてしまうのではなく、しなやかに返り咲いた。

 

その姿がとても印象に残り、自分の胸を熱くさせています。