我が家の「神棚」について
こんにちは。森悠(@moriyukun)です。
私は東京都の要町に住んでいます。もうすぐ3年ほど経ちます。とても住みやすく、好きな街になりました。
現在の住まいも、もう最高です。住まいを一生懸命探してくれた(というか私の重い腰を必死にあげてくれた)パートナーに感謝、感謝です。
私たちの住まいにはこのようなスペースがあります。
これは・・・
「神棚(かみだな)」です。玄関にあります。
この神棚、もはや私たちには欠かせないものになりました。今では【出かける時と帰ってきた時】に拝むことが当たり前になっています。1年前の私には、「拝む」「祈る」といったものには全く興味がありませんでした。『なんで皆さん神社に行って拝むの?』という感じで、でも深く考えず無関心でした。
その無関心を関心へ変化させたのが、パートナーです。「神社が好き」と彼女は以前から言っていました。あと彼女はよく「祈っててくださいね~!」と私に言うのが印象的でした。少しずつ、彼女がなぜ神社が好きなのか知りたくなっていったのです。
するとたまたま本屋でこの本を見つけ、買うことになります。
■成功している人は、なぜ神社に行くのか? (八木龍平 著)
神社の正しい定義は分かりませんが、この方が書いている神社の見方はとても面白く、その世界観に引き込まれました。
この本を読み、印象的だったキーワードは、「循環(じゅんかん)」と「隙間(すきま)」です。我が家の神棚に毎日拝むようになってからは、特に「隙間(すきま)」の効用をとても感じています。
朝の出勤時は忙しいものです。ギリギリまで寝て、起きて、最短距離で身支度を整え、すぐに出発しないといけないことがほとんどではないでしょうか。
でも我が家に神棚ができたお陰で、どんなに急いでいるとしても、必ず立ち止まり、拝むようになりました。
たった30秒かもしれませんが、拝むことで、心の中に隙間ができます。どんなに忙しくとも、例えば、「○○さんが今日も元気でいますように」と心の中でつぶやくと、心に余裕ができて、なんだか爽やかな気持ちになれるのです。
最近の私は、毎朝車を運転しているので、神棚の前でこう拝んでいます。
「昨日も無事故で、みんな無事で、ありがとうございました。今日も安全運転で、ゆっくり行ってきます」
そして帰ってきたら、
「無事に帰ってこれました。良かったです。ありがとうございました」
と拝んでいます。
***
「拝む」「祈る」という行為が理解できなかった私が、今では毎日拝まないと何だか変な気持ちになってしまう身体になりました。
意味を少し理解した後に祈る彼女の姿を見ると、とても可愛くて、なんだか愛おしい気持ちになります。